親からの期待や愛情が長男に偏り、きょうだいの中で格差や不公平を生んでいるという「長男教」。ネット上で「長男だから」「男の子だから」と長男が優遇される体験談をよく見かけたことがきっかけで、長男教のモヤモヤを描いた漫画がある。(以下、人間まお『ヒトモヤ どこかの誰かのモヤモヤ話』光文社より一部抜粋)
主人公は、夫と息子と暮らしているようこさん。ある日突然、母親から介護を求める連絡が入り、愕然とする場面から始まる。
「母親は昔から…」(ようこさん)
「あら〜おにーちゃんはほ〜んと良い子ねぇ〜〜」(母親)
「『長男教』なのだ」(ようこさん)
「お兄ちゃんには今度好きなもの買ってあげるからねぇ」(母親)
「え、なんでいつもお兄ちゃんばっかり」(ようこさん)
「あのねぇ、私は将来あんたじゃなくてお兄ちゃんの世話になるのよ。だからお兄ちゃんを大切にするのは当たり前でしょ。財産もぜーんぶお兄ちゃんにあげるんだから」(母親)

