川島永嗣のような大ベテランもいない
今や欧州ビッグクラブ行きも噂される鈴木の存在を考えれば、GK陣のクオリティー的は過去のW杯と比較しても日本歴代ナンバーワン。ただ、GK陣にW杯経験者がゼロは史上初で(2回目の2002年日韓W杯以降)、2022年カタールW杯の川島永嗣、2010年南アフリカW杯の川口能活のようなロッカールームをまとめられる大ベテランも不在だ。
鈴木は23歳ながら23キャップを誇り、ベルギーとイタリアで国際経験も積んだ。しかし、4年に一度のW杯はまさに“別次元の舞台”だ。森保監督が5大会連続選出となったDF長友佑都(FC東京)を選んだ理由を問われた際、「W杯本大会になるとプレッシャーが想像以上に大きくなるし、メンタル的なところも経験の浅い選手はコントロールが難しくなる。4大会の成果も課題も知っている長友は、コミュニケーションの部分でもチーム全体に影響力を及ぼして貢献できる」と語ったのは、実に象徴的だった。
長友やMF遠藤航などベテラン勢の力も借りながら、鈴木がメンタル的に安定し、本来のパフォーマンスを十分に発揮してくれることを願いたい。
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