将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、棋聖、棋王、王将、23)に糸谷哲郎九段(37)が挑戦する第84期名人戦七番勝負が5月17日、大阪府高槻市の「高槻城公園芸術文化劇場」で第4局2日目の対局が行われている。正午になり、2日目の昼食休憩に入った。藤井名人のストレート防衛と自身初の4連覇がかかる注目の大一番は、本格的な戦いへと進んでいる。
先手番の藤井名人が雁木、後手の糸谷九段が矢倉に構え、1日目から早い段階で前例のない力戦へと進んでいた本局。互いに陣形を整備するじりじりとした序盤戦を経て、2日目は藤井名人が本格的な攻めに出た。
盤上は徐々に緊迫感を増しており、ABEMAで解説を務める屋敷伸之九段(54)は「急所の局面なのは間違いない。糸谷九段は方針をどのようにしてどう指していくか。(藤井名人に)手を渡されたので何をやるか、難しいところなんだと思う」とコメント。今後の勝敗を左右する、長考必須の勝負所を迎えていると語った。
背水の陣で初白星を狙う糸谷九段は、盤上にのしかかるような深い前傾姿勢に。名人の攻めに対してどのように応じるのか、静かに考慮に沈んだ状態で昼食休憩の時間を迎えた。
藤井名人、糸谷九段が注文した昼食メニュー




