塩貝と後藤はいずれもメンタリティーに定評
2番手は上田不在時に穴を埋めてきたよりフィニッシュ特化型の小川だ。ベルギーリーグで11ゴール・7アシストと躍動して191cm(今大会の日本で最長身)にして足下も柔らかい後藤、わずか1年半で関東大学2部リーグからブンデスリーガまで上り詰めたスピード&パワーが武器の塩貝は、いずれも流れを変えるスーパーサブとして期待される。
現時点で後藤は3キャップ、塩貝は1キャップと国際経験の不足は否めない。ただ、いずれも大きな伸びしろを残し、さらに図太いメンタリティーの持ち主。森保監督も次のように期待を込めた。
「この2人は最後の最後にチームに入ってきた。経験値は浅いし、実力的に同等の選手もいたが、この1シーズンを見ただけでもかなり成長している。この成長曲線ならば、大会期間中でもさらに成長してチームの力になってもらえると思う。今、そして未来への期待も込めて選ばせてもらった」
ちなみに、指揮官は後藤と塩貝のシャドー起用も示唆しているが、彼らが途中出場して上田(もしくは小川)と共存する際は、実質的に2トップに近い形になるだろう。これまで何度か試してきた3-2-3-2、3月のスコットランド戦でテストした3-1-4-2などの布陣だ。
また、時間帯によってはカタールW杯と同じく前田を最前線に置く可能性もゼロではない。爆発的なスピードを誇るプレッシングはまさに唯一無二で、どんな相手のDFにとっても厄介な存在になりうる。
消耗の激しい前線は、W杯のような短期決戦だと交代枠の使い方も極めて重要になる。上田がエースとして期待に応えることはもちろん、小川、後藤、塩貝もたとえ限られたプレータイムでも結果を残すことは、日本代表が上位進出を果たすうえでは絶対条件だ。
この記事の画像一覧
