泉議員は、その安全基準であるSG基準(製品安全協会が定めた認定基準)に言及。「後ろの座席に子供を乗せる場合には(体重)24kg以下、(身長)120cm以下という(幼児用座席の)SG基準がございます。だからこそ小学校低学年の子供を持つ親からは『うちの子はまだ120cmいってないわよ』あるいは『まだ24kg以下だよ。乗せていいじゃないの』って声が上がるんですよね。大臣そうですよね。それは体重と身長からいけば『いいじゃないの乗せて』でもなんか『小学校就学まで』と書いてあるから乗せられないという、この辺がやはり二重基準になっちゃいないのか、安全基準としての身長・体重と年齢的なものをなぜ混ぜてしまっているのか」と問題提起した。そして、見直しの方向性として、身長・体重のSG基準を残したまま年齢制限を撤廃するのか、身長・体重の上限そのものを緩和していくのか、と質問。
赤間国家公安委員長は「どの形どのパターンがいいのか、現段階では見定めているわけではありません」としたうえで、「都市部と地方部だと交通事情や地域特性が違うのでどのような形がいいのか、安全性の観点、自転車の耐久性だとか安定性というものも加味しなきゃいけないし、それらを踏まえていかなる形で最大公約数をとっていくかがこれからだ」と答えた。
泉議員は、「8歳ぐらいまで乗せたいというご家庭もある中で今の基準のままだとどうしても7歳に行くか行かないかぐらいのところしか広げられることができない」として身長・体重の上限の拡大を要望した。
さらに、一般的な二輪の自転車のほかに、三輪車タイプの自転車もあるとし、東京都の道路交通規則では三輪の自転車の後部にシート(乗車装置)をつければ大人が乗っても大丈夫と解釈できることを確認。「皆さん不思議だと思いません?子どもさんを乗せる子どもの体重まですごく何kg単位で気にしながら一生懸命親たちが頑張っている一方で、三輪自転車に例えば家にある椅子を乗っけても特段基準はないので行けます、しかも大人が乗れますという話になっちゃうわけですよ。これは矛盾ですね」と、二輪自転車には厳格な基準があるのに、三輪自転車には基準がない矛盾を指摘した。
そして「そもそも(子どもだけではなく)誰かもう1人別な人を後ろに乗せるという発想の自転車を真剣に考えたほうがいいんじゃないですか。場合によってはご高齢のお父さんお母さんを乗せたいという方もいるかもしれない。ルール違反をしたいわけじゃない、青切符を切られたいわけじゃないんですよ。ちゃんと人を乗せたい。ぜひ検討していただきたいと思いますが大臣いかがでしょうか」と、大人も含めた2人乗り可能な自転車の規格作り、ルール作りに言及した。
これに赤間国家公安委員長は「自転車の形態、性能、安定性等々は日々進化している。もちろん我々警察行政を担っている立場からすればやはり事故が起こらないように、他方で国民生活がより向上するということであればそれを阻害するものではありません。そういったことも踏まえながらいかなる形のルール作りができるのか、検討を加えてまいりたい」と答えた。
泉議員は「ぜひ具体的にお考えいただきたい」と要望して質問を終えた。(ABEMA NEWS)
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