死亡の「不屈」船長を海上運送法違反容疑で刑事告発へ 「平和丸」船長や運航団体は? 問われた大臣「運航関係者のどなたも聞き取りに応じていただけていない」

速報,会見
金子恭之国土交通大臣
【映像】「聞き取りに応じていただけない」大臣が語気を強めた瞬間(実際の様子)
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 女子高校生らが死亡した辺野古沖転覆事故に関し、金子恭之国土交通大臣は22日の記者会見で、船が必要な事業者登録をしていなかったとして、死亡した金井創船長を海上運送法違反容疑で刑事告発すると明らかにした。

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 金子大臣は「転覆事故を起こした『不屈』及び『平和丸』を使用した運送が、海上運送法の事業登録を受けたものでなかったことを受け、国土交通省では今般の運送行為が海上運送法の事業登録を要する行為に該当するか事実関係の確認を進める中で、同志社国際高等学校への照会等により把握できた情報から、『不屈』の船長であった故・金井創氏について、2023年以降同志社国際高等学校から依頼文を受理していたこと、2025年を除き、計3カ年において合計6回にわたり、同校の生徒及び教員を輸送したこと、いずれの年も学校から謝礼を領収していることが認められた。このため、同氏については本来必要な海上運送法の事業登録を受けずにこれらの運送を行ったものとして、本日14時に中城海上保安部に対して海上運送法違反に係る告発書を提出する」と説明した。

 続けて「令和4年4月に発生した知床遊覧船事故を受け、二度とあのような事故を起こさないという決意の下、海上運送事業者に対する安全規制の強化等により再発防止を図ってきたところですが、そのような中で今般の事故が起きたことは大変遺憾であります。国土交通省としては、海上運送法の無登録営業の事案が確認されたことを受け、同法の許認可を受けずに実施しているものと疑われる運送行為に係る通報窓口を地方運輸局等に設置し、こうした運送行為に係る情報収集を強化いたします」と述べた。

 さらに「今般の事故を受けまして、すでに観光庁から旅行業者に対し旅行者の安全確保の取組を講じるよう徹底しているところですが、改めて船舶を手配する場合には、船舶運航事業者が海上運送法の許認可を取得していることを確認するよう徹底します。その上で、事業登録のない船舶による今後の事故被害を防止するため、さらなる再発防止について引き続き必要な検討を行ってまいります」と述べた。

『平和丸』船長らへの対応は?
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