「君は大きいからテレビ向きじゃない」 藤原紀香、夢を否定された過去と「自分の額縁」を壊し続ける現在

藤原紀香
(2/5) 記事の先頭へ戻る

「配信を観て笑って号泣」イメージを覆した『お終活』との出会い

【写真・画像】「君は大きいからテレビ向きじゃない」 藤原紀香、夢を否定された過去と「自分の額縁」を壊し続ける現在 2枚目
拡大する

――本作はシニア層の終活をテーマにしたシリーズ映画です。どのような経緯で出演を決められたのでしょうか?

パート1『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(2021年)公開時から「この作品は観た方がいい」という評判を聞いていて、その当時はコロナ禍で映画館には行けなかったものの、配信が始まり拝見すると、笑って、泣いて、終活に対する私のイメージが大きく変わりました。本当に素晴らしい映画でした。パート2『お終活 再春!人生ラプソディ』(2024年)への出演オファーをいただいた時は、「是非!是非!」と。そして今回の『お終活3 幸春!人生メモリーズ』にも続投させていただきました。

――パート1『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』で号泣されたとのことですが、どのようなところが琴線に触れたのですか?

物語としては架空の登場人物たちの人生を見ているはずなのに、気づけば自分自身の人生を重ねて観ているような感覚になる作品でした。終活をテーマにしながらも、たくさん笑えて、たくさん泣ける。コロナ禍を経験した直後でもあったので、なおさら胸に響きました。終活のイメージが前向きなものへと変わり、本当に目から鱗でした。

――前作に続いて本作でも演じられたスナックのママ・カオリは、懐の深いイメージのある藤原さんにピッタリでした。

ありがとうございます。
カオリママは自身でも好きなキャラクターです。彼女のお店は、単に集まってお酒を飲む場所ではなく、皆の人生をそっと受け止めるような憩いの場だと思っています。昭和気質の常連さんが多いので、ユーモアを織り交ぜながら「これからをどう生きるのか?」を投げかける。終活=終わりの準備というイメージがあると思いますが、カオリママは格言を交えながら「今をどう大切に生きるか?」を語ります。毎回、脚本を読んで大きくうなずいてしまう台詞や、心に残る言葉が多いです。香月秀之監督も愛情を持って丁寧にカオリのシーンを描いてくださっていることがとてもよくわかりますし、感謝しています。

「お芝居の怪物」のような名優たちを前に走った緊張…大先輩・宇津井健さんの金言
この記事の写真をみる(10枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る