「君は大きいから無理」と決めつけられた過去…「自分の額縁」を壊す生き方

――人生の先輩として、若人たちに向けて生きる上でのアドバイスはありますか?
自分で自分の枠を作らない方がいいと思います。私はデビューも遅く、オーディションで「もう結構な歳だし、君は背が高いからテレビ向きじゃない」と言われたこともしばしばありました。「私は俳優にはなれないのかな」と、自分で限界の額縁を作っていた時期もありました。
でも、「もう何歳だから」「人にこう言われたから」「私はこういうタイプだから」――そんな“自分の額縁”を作っているのは、案外、自分自身なんですよね。
【人生はいつも今がスタート!】これは、初めて主演をした1999年のドラマ『ナオミ』での台詞でした。破天荒な教師ナオミが放つ格言は爽快で!大好きなドラマのひとつなのですが、年輪を重ねても、伸びやかに、やりたいことに挑戦することは大切だと思っています。人から言われたネガティブな言葉をそのまま鵜呑みにせず、自分の可能性を信じることも大事。
今の私は「無理でしょ?」と言われても、「大丈夫。やってみる!」と思うようにしています。実際に挑戦してみると、新しい景色が見えたり、またひとつ自信につながったりする。そうして少しずつ、人としての厚みも育っていくのかなと思います。
Dress:TADASHI SHOJI(タダシ ショージ)
Jewelry:RUBIDA(ルビーダ)
ヘアメイク:佐々木博美
スタイリスト:今井聖子(Canna)
取材・文:石井隼人
写真:mayuko yamaguchi
