書店激減→本選びが難しい時代に?“本のプロ”に聞く、素敵な1冊の見つけ方とは

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■プロが熱弁する「ガチ推し本」

 出演者たちが今もっともおすすめしたい本、紙上氏は『私たちはたしかに光ってたんだ』を推す。紅白出場経験もある超人気バンドの元メンバーである主人公が、バンドを辞めるまでの物語だ。「何かに挫折した経験がある方や、諦めた経験がある方にはひどく響く物語」と魅力を語った。

 竹村氏は『セクシー・プロジェクトで差をつけろ』を紹介。現代のあらゆるタスクを素晴らしいプロジェクトに変える50の方法が書かれたビジネス書だ。「新卒1年目の時に出会い、人生が180度変わった」といい、「目の前のつまらない仕事を感動的で最高の仕事に変える。一文一文読み進めるごとに元気が出てくる本。AI時代に読むべきビジネス書はこれしかない」と熱弁した。

 名嘉真氏は、『どんでん返しミステリガイド』を紹介。ネタバレを避けた状態で、どんでん返しがある小説を60作品紹介したガイド本だ。「どんでん返しは、人の偏見や先入観、社会常識を揺さぶる力がある。本を読んで感動したときに、どうやってネタバレせずに紹介するかが詰まっている。この1冊だけで何年も楽しめる」と、その奥深さを伝えた。

 大住氏は『〆切本』を紹介。芥川龍之介や吉川英治といった名だたる文豪たちが、締め切りに対する考えや、戦いに敗れ去って編集者に送った「間に合いません」という謝罪の手紙などをまとめた1冊。「タイパやコスパが優先されてコンテンツ消費が早くなっている現代において、何かを生み出すことがこんなに大変なことだという、文豪たちの苦しみを感じられる」と推薦した。

■なぜ売れる?令和の大ヒット作『成瀬は天下を取りに行く』
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