■4人のプロが実践する「本の選び方」と「時間の捻出術」
SNSで約1分の縦型動画で本を紹介し、投稿動画は1000本以上の紙上健吾氏は「書店にとにかく足を運ぶことを意識している」と語る。週7日同じ書店に行くこともあるというが、「不思議なもので、同じ書店なのに全然目につく本が違う。僕はSNSで散々発信しているが、実店舗に勝る情報量はないと思っている」。
また、読書時間の作り方について、「とにかく本を触る。朝起きてアラームを止めるのはスマホだが、次に手に取るのは文庫本にする」と、日常生活の動線を変える工夫を明かした。
一方、株式会社WORDS代表で『メモの魔力』『国民総株主』などを担当する竹村俊助氏は自身の悩みを起点に本を探すという。「常に人生に悩んでいるので、その解決のために棚に行って、本を探す。薬になるようなものはないかなという視点で見ている」。
中央公論新社の編集者で『幸せな家族』『スミルノ博士の日記』などの復刊を手がける名嘉真春紀氏は、「書店に並んでいる本は全部ライバルだと思っている。行くことによって刺激を受けて、アイデアが湧いてくる」と語る。
読む時間の捻出については、「この時間集中して、絶対に読み切る。内容理解できたか怪しくてもこのページまでちゃんと読むという風に、無理やり捻出する」と、強い意志を持って臨んでいるとした。
株式会社アスコムの編集者で平石直之アナ著『超ファシリテーション力』などを担当する大住兼正氏は、「書店に行って帯の部分に注目して選んだりはしている。帯は編集者がこの本をこうやって読者の方におすすめしたいという、魂の一言が入っていることが多い。それを基準に選ぶのは面白いんじゃないか」と語った。
■プロが熱弁する「ガチ推し本」
