31日、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアログ)の最終日に、小泉進次郎防衛大臣が記者会見を行い、各国国防大臣との会談成果について説明した。
冒頭、小泉大臣は「本日はまずシンガポールのチャン国防大臣との間で、昨年11月以来の2度目となる日シンガポール防衛大臣会談を行いました」と述べ、両国防衛当局間にワーキンググループを設置し、海空領域やサイバー宇宙領域、防衛産業技術基盤、情報共有などの協力を迅速に進めることで一致したと明らかにした。
続けてフィリピンのテオドロ国防大臣との会談について「あぶくま型護衛艦については除籍後速やかに移転をする、そしてTC-90については除籍する1機を2027年度中に移転する方向で議論を進めることで大筋合意しました」と発表。日比RAAを適用した米比主催の多国間共同訓練「バリカタン26」への参加や、本年1月のACSA署名、秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)の正式交渉開始など「制度面と運用面の両輪で防衛協力が大きく進展していることを歓迎し、防衛面での連携を一層強化していくことで一致しました」と述べた。
中国国防部長の欠席に小泉大臣「日本は常に対話にオープンである」
