31日、赤沢亮正経済産業大臣が鹿児島市内で記者会見を行い、視察した喜入基地での石油備蓄放出の状況や、石油の安定供給に向けた取り組みについて説明した。
冒頭、赤沢大臣は「現下の中東情勢を受けて石油の安定供給を確保するため、3月下旬以降、石油備蓄の放出を進めています。本日は、備蓄放出を行っている喜入基地を訪問し、現場の状況について確認をさせていただきました」と説明。「日々のオペレーションを円滑に進めるためには、現場の皆様一人一人の真摯な取り組みが本当に不可欠であり、それが石油の安定供給につながっていると実感をいたしました」と述べた。続けて「代替調達の進展によって6月は8割程度の代替調達が確保できる見通しとなっています」と語った。
記者から今後の石油安定供給に向けた取り組みを問われると、赤沢大臣は「原油、石油製品については備蓄の放出や代替調達により、日本全体として必要となる量を確保しています。他方、石油製品の供給の偏りや流通の目詰まりが生じていますので、関係省庁に設置された情報提供窓口の情報を集約し、サプライチェーンの関係者に対して原料の供給見通しを共有するといった対応を通じて順次解消してきています。燃料油については計844件の相談が寄せられ、346件を解消してきたところです」と答えた。
企業名の公表に踏み切る考えは?
