完全に相手の勢いに飲み込まれた現役最強王者は、運命のファイナルセットでも負の連鎖を断ち切ることができなかった。第2セット終盤から数えて怒涛の「10ゲーム連取」を許すという、信じがたい大失速劇でまさかの逆転負け。現在28歳で9年連続9度目の大会出場となるサバレンカは、昨年の準優勝を越える悲願の初制覇を目指していたが、想定外の形であえなく散った。客席からは、手作りの応援ボードを掲げて懸命に声援を送る小さな女の子の姿も見られたものの、その可憐な祈りが女王の崩壊を食い止めることはできなかった。
勝利を目前にしながら突如として崩れ去った世界1位の信じられない敗戦に、ネット上も騒然としている。SNSでは「あんなサバレンカ見た事ない」と、普段の圧倒的なプレーからは想像もつかない大乱調に驚愕する声が続出。さらに、「波乱だね」「今回の全仏は男女とも大荒れすぎ」と、連日のように有力選手が姿を消していく今大会の予測不能な展開に衝撃を受けるコメントも多数寄せられている。大本命が姿を消し、大混戦となった女子トーナメントのゆくえからますます目が離せない。
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