内申に支配される?校則守るのは受験のため?「高校生の8割超が『内申書』を意識」…子どもの主体性奪う“教育リスク”と「悪い面だけではない」メリットを慶大教授が指摘

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高校生の8割超が「内申書」を意識

中村高康教授
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 「定期テストの成績が上がるように頑張った」が84.7%、「欠席しないようにした」が73.7%、「授業中は積極的に発言するようにした」が69.9%、「部活動に積極的に取り組んだ」が68.4%など、生徒の行動に影響している実態が明らかになった。

 中村教授は、「内申書に多くの生徒が縛られているのではないか」という仮説をもって調査。しかし実際には、「思った以上に割合が高かった」と述べた。

 一方で、調査では「内申書を入試に使わないでほしいと感じた」と答えた生徒が27.9%なのに対し、「学校の日常の態度や取り組みを入試で評価してほしい」と回答した生徒は67.2%に。内申書を入試で利用することに肯定的に回答する生徒の方が多いということも明らかになった。

 しかし、中村教授は次のような懸念点を挙げる。

「『日頃の私を見てどんどん評価してほしい』という生徒もいる一方で、その場合、下手すると日常生活全部が評価対象になってしまうため、慎重にみていかなければならない。私は抑圧性をもった制度の側面があるということを理解しておく必要があると思う」(中村高康教授)

「受験のために校則守る」子どもの主体性奪うリスクを慶大教授が指摘
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