将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」予選Bリーグ第1試合、サウスゴッツ大阪 対 中国・四国ナヴィセトスが6月6日に放送された。中国・四国ナヴィセトスが通算5勝1敗で快勝したこの試合で、盤上のみならず“盤外の心理戦”でも大きな注目を集めたのが第3局だ。中国・四国の糸谷哲郎九段(37)と大阪の山下数毅四段(18)による同門対決では、先手番入札で糸谷九段が予想を大きく上回る時間を提示。大阪監督の畠山鎮八段(57)も「イメージと違いますね…」と動揺するほどの駆け引きが繰り広げられた。
中国・四国は、吉池隆真四段(21)の初戦勝利をきっかけに勢いに乗り、連勝で第3局を迎えた。ここで登場したのがチーム監督の糸谷九段と、同門の弟弟子である山下四段だ。“怪物”対“神童”の対戦とあって、大きな注目を集めることとなった。
対局前から両者の心理戦は白熱した。先手番入札において、糸谷九段は「吉池さんが43秒入れたので、それくらいに入れてきそうな気がする。45入れてくると見て47!」と予想。対する山下四段は「(糸谷九段は)あまり入れてこない気がする。攻めよっかなー」と15秒を決断したが、直後に「ああ、でも16とかのが良かったのかな…」と秒単位での駆け引きに頭を悩ませていた。しかし、糸谷九段は「相手の反応見てみますか」と、最後の最後で1分2秒を入札する大きな決断を下した。
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