将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」予選Bリーグ第1試合、サウスゴッツ大阪 対 中国・四国ナヴィセトスが6月6日に放送された。この試合で、敗れはしたものの盤外の駆け引きで強烈なインパクトを残したのがサウスゴッツ大阪の斎藤慎太郎八段(33)だ。先手番入札において絶妙な時間を読み切って先手をもぎ取り、相手陣営から「一番“策士”」と警戒されるほどの巧みな心理戦を披露。ファンをも唸らせる見事な勝負勘を見せつけた。
中国・四国は、第1局で吉池隆真四段(21)の勝利をきっかけに、菅井竜也八段(34)、糸谷哲郎九段(37)、増田康宏八段(28)が続いて一気に4連勝。迎えた第5局は、勝負を決めるべく藤本渚七段(20)が出陣し、大阪の大将である斎藤八段との対戦となった。
これまで4局すべてで先手番入札に成功してきた中国・四国陣営。控室では、糸谷九段が「(相手チームは)30秒以上は入れてこないでしょう」と予想し、藤本七段も同意したものの、菅井八段は「でも一番“策士”ですよね」と警戒を強めた。これを受け、藤本七段は「万が一を考えて、多めに張りたい」と38秒を入札した。
「これやっぱ、先手番ってめっちゃ大きいんじゃない?」
