「大臣のお父さんお母さんが聞いてもわかるように」中道・有田議員 平口大臣の答弁に苦言

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有田芳生議員
【映像】有田議員「大臣のお父さんお母さんが聞いても分かるように」
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 10日の衆議院法務委員会で、有田芳生議員は再審法改正をめぐる質疑の中で、冤罪事件がなぜ起きるのかについて平口法務大臣に質問した。

【映像】有田議員「大臣のお父さんお母さんが聞いても分かるように」

 有田議員は、前日の参考人質疑で袴田巖さんの姉・秀子さんが証言したことに触れたうえで「なぜ冤罪事件が起きてきたのか」について質問、その上で「わかりやすい言葉で語っていただきたい」と求め、作家の井上ひさしさんの「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく」という言葉を紹介。「一般国民、大臣のお父さんお母さんが聞いても分かるような言葉でまず説明してください」と求めた。

 これに対し平口法務大臣は、過去の無罪判決などを踏まえ「客観証拠の吟味が不十分であったこと」「自白の信用性に対する吟味検討が不十分であったこと」「新たな科学的捜査手法に対する理解検討が不十分であったこと」などを挙げた。

 しかし有田議員は「大臣、今読まれていたのは、私が6月2日にこの場で大臣に聞いた答弁と全く一緒じゃないですか、同じことを答えている」と指摘。さらに「私の質問は、誰にでも分かるようなやさしい言葉で答えてくれと言った、そういう質問なんですよ」と述べた。そのうえで「何で同じ言葉を繰り返してるんですか。もう一度答えてください」と再説明を求めた。

 平口法務大臣は改めて「証拠というものを十分にわきまえて理解する」としたうえで「いずれにしても警察と公判活動について、きちんとした遂行に努めていきたい」と述べた。

 有田議員は「大臣の今の説明では、大臣のお父さん、お母さん、理解できないですよ」としたうえで、平口大臣が最初に答えた「客観証拠の吟味が不十分であったこと」に言及し、「客観資料の『吟味』ではなく『提出』が不十分だったのではないか」と指摘した。

 これに対し平口法務大臣は、袴田事件や福井女子中学生殺人事件について触れつつ「証拠開示に至る過程について反省すべき点もある」とする一方、「証拠開示が不十分だったことが(冤罪の)より直接的な原因と断ずることは困難」と述べた。

 そこで有田議員は、袴田事件では再審請求審の過程で約600点の証拠が開示されたことに触れ「そのほとんどが無罪の証拠だった」と前日の参考人質疑で姉・秀子さんが話していたことを紹介。そのうえで、「吟味するためには証拠がなければならない」と重ねて主張し、証拠開示の重要性を訴えた。(ABEMA NEWS)

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