「卒アルの画像が1枚あれば、こういう動画が作れてしまう」
被害事例として紹介されたのは、SNSにアップされた中高生の画像や、卒業アルバムの写真を悪用したケースである。永守代表によると、顔写真一枚から、口腔性交をしているような動画まで作られているという。また、取材したディレクターが「見分けがつかない」と驚愕するほどのクオリティを持った、AIによって作られた実在しない人物の画像も示された。SNSに写真を1枚上げただけで知らぬ間に被害に遭う可能性があり、個人の力での自衛は不可能な状態である。
また、技術の普及は法的な判断の難しさや、さらなる社会的リスクをもたらしている。実在しない子どもである”非実在児童のAI画像”についても、永守代表は「本物なのか偽物なのか、もはや目視では判断不可能なレベル」と指摘。その上で、こうした偽物の画像がネット上に溢れることで「実在児童の被害を埋もれさせていく」という重大なリスクを指摘した。ネット上では、小児性愛者同士が子どもを性的対象とした画像を共有・拡散するケースが相次いでおり、2025年には横浜市で複数の小学校教師が女子児童を盗撮した画像をSNSで共有していた事件も発生している。性的搾取される子どもたちを守るために、どこまでどのように規制していくべきなのか、私たちはこの厳しい現状を知った上で真剣に考えていく必要がある。
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