将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」予選Aリーグ第2試合、北海道・東北バルペックス対中部トライキングスが6月13日に放送された。本試合では一進一退の攻防の末、北海道・東北が5対3で中部を下し、激闘を制している。惜しくも敗者復活戦へ回ることとなった中部だが、新体制での初陣を率いた中部の杉本昌隆監督(57)が見せた盤外でのユーモアあふれるやり取りに、ファンの注目が集まった。
今大会に臨むメンバーを決める事前のドラフト会議で、中部は大きな転換期を迎えていた。昨年までの連覇を強力に牽引してきた愛弟子・藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)と、豊島将之九段(36)という中部の“二枚看板”が他チームへ移る形となっていたのだ。新たな強力メンバーを揃え、新生・中部として臨む大会初陣を前に、チームがどのような雰囲気でまとまっているのかが大きな焦点となっていた。
番組内では、司会進行役の鈴木環那女流三段(38)から「お弟子さんがいらっしゃらない…?」と、エースであり愛弟子でもある藤井竜王・名人の不在を鋭く指摘される一幕があった。痛いところを突かれた杉本監督は思わずタジタジ顔になり、「そんな嫌なことを聞かないでください」と苦笑い。予想外の直球なツッコミに、周囲からも大きな笑いが起こった。
「他にも本当に強力なメンバーがたくさんいますから」
