
インバウンド盛況の日本。そこで外国人121人に大調査。「最高の日本土産」は?知られざる“日本ブーム”を発見しました。
最高の「ニッポン土産」とは?
まず銀座で出会ったのは…。
アメリカから(30代)
「日本人はみんなオシャレだから、私たちもまねして買い物しちゃったの」
そんなオシャレにこだわる夫婦の最高のお土産が、桜をモチーフにしたナイキのスニーカー。立体的なピンクの桜の花びらが靴全体を覆った日本ならではのデザインですが…。
夫
「かなりクールでしょ」
「妻へのプレゼントで買ったけどサイズが大きすぎたんだ」
妻
「でも、いろんな人にすごく褒められた」
スウェーデン人男性(20代)の最高のお土産が…。
「机の上に置いて水を入れる『富士山』だよ」
さて、ここで問題です。「水を入れて使う」というこの富士山は、一体何だと思いますか?
正解は「お香立て」です。橋の下に差すのはお香。そして水を張ると、なんと美しい「逆さ富士」が。日本のわびさびを感じられると大人気のお香立てです。
「とてもクールだよね。日本を思い出すいいお土産を買ったよ」
世界進出の「くまモン」
この日、そっくりな男性2人組を発見しました。
「双子です」
「6分差で生まれた」
2人は一卵性の双子!そのため…。
「(Q.どこから来た?)フランス」
「(Q.初来日?)イエス」
「(Q.何日間の滞在?)3カ月」
さすが息もぴったり。そこで、最高のお土産ももちろん2人とも同じか、聞いてみました。
通訳
「せーの!」
弟・シモンさん(27)
「くま…」
兄・レミさん(27)
「ガン…」
「ガンダムフィギュア」
シモンさん
「くまモンネクタイ」
弟・シモンさんのお土産は「くまモンネクタイ」なんと12本。さりげなくくまモンが…。遊び心あふれるアイテム。
実はくまモンは徐々に世界進出を果たし、いまや地球規模の愛されキャラ、経済効果は2兆円近く。シモンさんも、憧れのくまモンに日本で会えて感動したそうです。
レミさん
「仕事仲間にピッタリなお土産」
なぜ「水のピッチャー」?
今や年間4200万人を超えた外国人客。成田空港で聞いてみました。
「アイラブジャパン!」という男性の最高のお土産があるといいます。
アメリカから(62)
「大谷の日本代表のユニホーム。日本代表のユニホームはアメリカじゃ買えないんだ。最高だよ」
スーツケースに大量のお土産を詰めていたカナダ人夫婦に聞きました。
カナダから アビゲイルさん(28)
「かっぱ橋で鍋を買った。クオリティーもいいし見た目もすてき」
かっぱ橋で日本の調理道具に感動したという2人。最高のお土産があるそうです。
「これが一番のお気に入り。日本のレストランでよく見た物なんだけど」
レストランでよく見た物?お水のピッチャーのようですが、なぜ?
「カナダでは見たことない光景」
2人が感激したのが、ニッポンのレストランで無料で、しかも自由におかわりできるお水のサービス。カナダでは考えられないと“日本のオモテナシ”グッズに一目ぼれしたそうです。
「これを見れば、日本のレストランでの感動を思い出せます」
「宝物」のゲーム機が…
取材中、片時も腕を離さないラブラブのアメリカ人夫婦。日本旅行の目的を聞いてみました。
アメリカから ポールさん(32)
「(Q.旅の目的は?)『現実逃避』の旅行です」
「現実逃避」の旅?
「子どもが3人いるんですけど、アメリカの祖父母に預けてきた」
育ち盛りの子どもたち(7歳・6歳・3歳)を親に預け、大阪や浅草など夫婦水入らずの10日間の日本旅行を満喫。子どもたちへのお土産は、かばんにあふれんばかり。
一方、2人の最高のお土産が、浅草で5000円で描いてもらった夫婦の似顔絵。久々の新婚気分を味わえた、値段以上の大切なお土産でした。
こちらは、ニュージーランド人夫婦。夫・サムさん(39)のお土産は…。
「ドンキーコング、テトリス、ポケモン」
秋葉原で爆買いしたゲームソフトがズラリと。中でも宝物だというのが…。
「このゲーム機なんだよ。クールでしょ」
総額およそ6万円、だといいますが…。
妻
「全部見せたの、あのゲーム。もうウンザリよ…」
サムさん
「彼女はハッピーじゃないみたい」
どうやらサムさんの妻は、夫のゲーム熱にうんざり。「ハッピーでない」様子。さらにこのあと、サムさんの宝物に、悲劇が…。
帰国後の自宅の様子です。ベッドを埋め尽くすゲームを、自慢げに紹介してくれるサムさん。
「すごく楽しいよ」
あの宝物のゲームを楽しんでいますが、突然、愛犬のジェフリーくんが…。
「アー!」
なんと!落として壊れてしまったそう…。
山手線 外国人に大人気
日本のお土産大調査。多かった意外なモノがありました。外国人でにぎわう秋葉原で聞くと、出てくる出てくる電車グッズの数々。なぜ、日本の電車を?
フィリピンから(28)
「山手線が大好き。タクシーやバスに乗らなくても行きたい場所に連れて行ってくれる」
オーストラリアから(20代)
「新宿、渋谷、池袋、秋葉原、すべてに止まってくれる」
「山手線にたくさんお世話になったから、いっぱいグッズ買った」
皆さん、山手線を大絶賛。
JR秋葉原駅、改札近くの小さなお店。中に入ると大盛況。およそ7割が外国人だといいます。
実は今、外国人が東京観光に欠かせない山手線に感動。「便利・正確・清潔」などと世界でも大評判だとか。レトロ感ある「時刻表の手ぬぐい」や「車内プレート」など、漢字やひらがなが「クール」だと大人気。
ハネムーン中のイタリア人夫婦は、こう話します。
クラウディアさん(30代)
「2年間、この日を待ち続けていた」
アレッサンドロさん(30代)
「2年前売り切れだったけど、きょう、ついに買えた」
来日3回目、2年越しで手に入れた「最高のお土産」があるといいます。
「コレは東京駅の音楽が流れるんです」
それは、発車メロディーが流れるキーホルダー。路線や駅ごとに、ユニークなメロディーが流れるのは、海外では珍しいといいます。
クラウディアさん
「日本を思い出すときにこれを聞きたいの」
アレッサンドロさん、山手線愛が止まりません。
「毎日約300万人を運ぶ山手線は、まさに都心の生命線だよね。『電車オタク』なんです」
さらに…。
「これは探すのが大変だった。電車で実際に使われている物と同じ『つり革』なんです」
海外の鉄道ではポールやバーにつかまるケースが多く、日本式のつり革を手に入れるのが夢だったといいます。
日本では「ベルト掛け」や頑丈なため、車の「持ち手」にする人もいるといいますが、購入したこのフランス人男性の場合は、何やらつり革を壁に引っかけると、なんとぶら下がって懸垂を始めちゃいました。
ヴェリテさん(33)
「僕はロッククライミングが趣味なんです」
つり革をトレーニングの補助に使っていました。
一方、“電車オタク”のアレッサンドロさん。お土産は、ご自慢の鉄道グッズと一緒に飾って日本旅行の余韻に浸っているようです。
「山手線がすごいのは本数が多く、速く、ダイヤが正確なこと。ローマには3路線しかありません」
と、ここでもつい山手線愛が…。
「山手線のおかげです!複雑な計画を立てる必要もなく、素晴らしい旅行ができました」
海外でも大絶賛「グミ」
最高の日本土産、根強い人気だったのが日本のお菓子や食品です。
アメリカから(20代)
「キャンディーを買ってまたキャンディー…弟のためにいっぱい買っちゃった」
アメリカから(71)
「あまじょっぱいけど、ちょっとだけ塩味」
「子どもも好きだし、どの年代の人も好き。お土産にちょうどいい」
こちらは…。
カナダから(28)
「コンビニのパンケーキを友達に買いました。前回お土産に買ったら友達がハマっちゃった」
そんなお土産を探しに訪れるのが、スーパーやコンビニ。
オーストラリアから(60)
「ヘルシーなお土産がそろっているから、この店が大好き」
多い時には約7割が外国人客だという渋谷のスーパー。
ブラジルから(22)
「肉、ベリーハッピー。大好き」
彼女が幸せというのが、ワンコインのハンバーグ弁当。イートインスペースもあり、買い物と同時に日本独特のお弁当文化を味わえるとあって、外国人の間で大人気。
そして、日本土産として好評なのが「抹茶系のお菓子」といいますが、この店のナンバーワンが…。
アメリカから コナーさん(47)
「食べたことがないものを食べてみたい」
アメリカ人男性が手にしたのがグミ。実は日本のグミは、数えきれないほど多様な味とこだわりの食感で「まるで本物のフルーツのよう」と海外でも大絶賛。
特に、日本各地のブランドフルーツの味を再現したグミは「グミで日本巡りができる」と一番人気だといいます。
「子どもがすごくハマりそうだね」
ロフトマニアが欲しい物は
日本の最高のお土産。58組121名の調査で1位になったのが「文房具」です。
アルゼンチンから
「今からロフトに行きます」
アイルランドから
「ロフトはいい文房具がたくさんあるから長居しちゃった。半日いました」
中でも「ロフト」は海外のSNSでも“まるで文房具の天国”“ワンダーランド”と特別な存在のようです。
ハンガリーから グレタさん(31)
「普通のハガキかと思ったら飛び出てきた。日本には自分では思いつかないお土産がたくさんある」
フィンランドから アヴァさん(9)
「ここに物入れるの」
筆記用具がたっぷりと入るヒヨコのペンケース。遊び心と実用性とアイデアが、外国人の心をつかみます。
「これがあれば、学校の準備も楽しくできる」
この日出会った、アルゼンチンから来た男性ですが…。
エステバンさん(45)
「来日は3回目なんだけど、ロフトには毎回来るほど大好き」
自ら「ロフトマニア」といい、最高のお土産を探していました。
「このスタンプ、すごく気に入った。デザインが何個も出てくるんだ」
ハトのハンコですが、横にスライドさせると6種類のハトが次々と…というローラータイプ。こんな遊び心がたまらないといいます。
「ハトが次々出てくるなんて、子どもたちにとっては“ビッグサプライズ”だよ」
店内を回るのも宝探しの楽しさ。そして、見つけたのが…。
「とてもグレートだ。何が出てくるのかワクワクするメモ帳」
何が出てくるかワクワクするメモ帳?1枚1枚メモを抜き取っていくと、なんと徐々に建築物が。繊細で美しい清水寺が現れました。
他にも、東京タワーや大阪城も!まさにメイドインジャパンなメモ帳。その職人技にロフトマニアも感激でした。
「ベリーナイス。小さな文房具にも日本人らしいクリエーティブなアイデアが詰まってる」
そんな「ロフトマニア」のエステバンさん。今回、どうしても欲しかったものがあるそうです。
「これは自分のために買います」
なにやら「富士山」が並んでいますが、これは本や手帳にはさんで使うしおりも兼ねた「付箋(ふせん)」。欲しかった理由が…。
「富士山を見に行ったんだけど、初日は曇って見えなかった」
実は今回の旅で念願の「富士山」に行きましたが、残念ながら雨が続き、富士山は雲の中。しかし…。
「次の日は晴れて富士山が見えたら、おぉ!っと興奮した」
その感動が忘れられないそう。
「この富士山を見れば、いつでもあの興奮がよみがえってきます」
(2026年6月11日放送分より)
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