将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」予選Aリーグ第2試合、北海道・東北バルペックス対中部トライキングスが6月13日に放送された。一進一退の攻防戦が繰り広げられ、中部2勝、北海道・東北1勝で迎えた第4局では、両チームのプレイヤーが見せた“平常心対決”に大きな注目が集まった。
注目のカードは、北海道・東北の齊藤優希四段(30)と、中部の澤田真吾七段(34)の対戦。プロ入りから間もない齊藤四段とあり、公式戦での初手合いはもちろんのこと「接点すらない」という両者が顔を合わせた。事前の「先手番入札」の結果により澤田七段の先手番で対局が開始されたが、盤外でファンや解説陣の目を釘付けにしたのは、対局者が着用する「心拍計」の数値だった。
同試合の第2局では、中部監督の杉本昌隆八段(57)が160bpmを超える高い数値をマークして話題となったばかり。これまでに行われた予選各局でも対局開始時から100bpmを超えることが珍しくなかったが、本局では先手の澤田七段が初手のタイミングで79bpm、齊藤四段も85bpmと非常に落ち着いた低い数値を記録した。
「僕は今回澤田さんの心拍数に興味があったんですよ」
