「ママを取られた」上の子のSOS→ “親独占タイム”が効果的?…オススメ時間帯や子どもへの声かけのコツを研究者が解説

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■「10分でも一緒に」自己肯定感を高める親独占タイム

日本女子大学心理学科の塩崎尚美教授
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 2人以上の子どもを持つ親にとって、なかなか取れない親と2人きりの時間。この時間の重要性について、乳幼児期からの親子関係に詳しい塩崎氏は次のように語る。

「子どもは親が自分のことをちゃんと愛情を持ってくれているか、自分を愛してくれているか常に気になってはいる。下の子が生まれると(親を)取られちゃった、もう自分は親から大事と思われないんじゃないか、必要とされないんじゃないかとか、意外と妄想してしまいがち。子どもの気持ちを満たすために、どちらかの親が子どもと2人で過ごす時間をしっかり持つ」(塩崎氏、以下同)

 親と2人きりの時間を持つことで、子どもに愛情を示せるという。2人でいられれば、必ずしも遠出する必要はないそうだ。

「下の子が寝た後に夜一緒に本を読む。『この時間だけは絶対作るよ』と言ってあげると子どもは安心するし、夜にこっそり下の子が寝た隙に『内緒だけど一緒にこれ食べよっか』と言って、10分でも一緒に2人だけで何か食べる時間でもいいと思う。それを通して、(自分は)ママやパパにとって大事な存在なんだなと感じるきっかけになるので、自己肯定感を高めるきっかけにもなっていく」

 こうした2人きりの時間が、子どもの自分づくりの基盤になるという。

「自分の思いを伝えられるところが大きい。2人きりだと、何を言ってもまず自分の意見を聞いてもらえる。それが『自分は大事なんだ』という思いにつながっていくので、自分のことを好きになれる」

 この時、子どもにポジティブな言葉をたくさんかけてあげるといいそうだ。子どもの心に特に響く言葉とは。

「『◯◯ちゃんのこと大好きだよ』何よりまずそれを言ってあげてほしい」

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