チームメイトから「カンペキ!」「読み勝ち!」「さすがです」と称賛の拍手が送られると、広瀬九段は「会心の一撃です!(笑)」とすでに対局にも勝利したかのような満面の笑みを見せた。一方、わずか1秒の読みの差で先手を逃した青嶋七段は頭を抱えて「うわあー!」と絶叫し、中部陣営からも「そんなことある!?」と信じられないといった声が漏れた。
それでも青嶋七段は、第1局でも北海道・東北の屋敷伸之九段(54)と服部慎一郎七段(26)の間にも1秒差の入札劇があったことに触れ、「2回も1秒差になるのは面白いですね」と新制度を楽しんでいる様子だった。この劇的な盤外のドラマに視聴者も「広瀬さんすげー」「おいしすぎわろた」「青ちゃんやっちまった~w」「そんなことあるんだw」「面白過ぎるw」「面白いね、この制度!」と大興奮のコメントを寄せていた。
見事に“読み勝ち”を果たした広瀬九段だったが、対局もその勢いのままに進んだ。相穴熊の出だしから始まった一戦は、互いの意地がぶつかり合う迫力あるねじり合いへと発展。最後は広瀬九段が元チームメイトの青嶋七段を123手で下し、チームに貴重な勝ち越し点をもたらした。
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)


