果たして弁護士は依頼人のためにどこまでやるのか、実は意外と知られていない苦労があるという。中川弁護士は「例えば離婚事件をお受けしていて『物が家にまだ残っているので取りに行きたいけれど、一人だと元夫と会うかもしれないから一緒に行ってください』とか」と、同行を頼まれることもあると説明。
さらに、身寄りのないお年寄りの「成年後見人」を務めたときの苦労については「後見人って何年もやる、亡くなるまでやる。亡くなった後、身内の方がいなかったらご遺体をそのままにしておくわけにはいかない。簡単なお葬式はやりますし、死後事務委任という形で権限としてできる」と明かした。
それ以外にも「家を片付けに行ったり、お掃除したり。やらない人もいっぱいいるし、私も『そこまでやってくれる後見人、初めて見た』とよく言われる。ご飯とかも一緒に食べたりする。別にそれはやらなければいけないことではないし、それをやったとしても家庭裁判所は『お掃除したから』といって報酬は上げてくれない。それぞれの考え方。掃除は成年後見人の範囲を超えている。汚いんです。すごく汚くて私が耐えられない」と、ケースによってはあえて苦労を担ってしまうとも語った。
証拠隠滅のためにわざと火事を起こしたわけではない?
