テレビアニメ『あかね噺(あかねばなし)』は、落語家だった父を持つヒロインが自身も落語家を目指して奮闘する物語です。
2026年4月4日より、テレビ朝日系全国24局ネットの「IMAnimation」枠とBS朝日ほかで放送中。原作は同名のマンガで、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第3位、「マンガ大賞2023」第2位に選出されています。
この記事ではアニメ『あかね噺』に登場する練磨家からし(ねりまや からし)のプロフィールや声優情報をまとめました。
目次
- アニメ『あかね噺』の作品概要
- 練磨家からしのプロフィール!初登場はいつ?
- アニメ『あかね噺』練磨家からしの声優は江口拓也さん
- 練磨家からしが披露した演目
- 改作落語「BM」
- 練磨家からしのモデルはいる?『BLEACH』の平子真子に似ている?
- アニメ『あかね噺』練磨家からしのまとめ
アニメ『あかね噺』の作品概要
小学生の女の子・桜咲朱音(おうさき あかね)は、落語家の父・阿良川志ん太(あらかわ しんた)の落語が大好きでした。志ん太は真打昇進をかけて試験に挑みますが、結果発表の場で「阿良川一門」のトップ・阿良川一生(あらかわ いっしょう)が発した言葉によって大騒動に発展します。
志ん太の真打昇進試験から6年後、高校生になった朱音は自身も噺家としての道を歩み始めました。一流の技量を習得するために、朱音は様々な試練を乗り越えて成長していきます。
2025年8月にテレビアニメ化が決定し、2026年4月から放送中。YouTubeチャンネル「tv asahi animation YouTubeチャンネル」では、メインキャラクターの声優たちがアフレコに向けて落語の稽古をする様子が配信されています。
練磨家からしのプロフィール!初登場はいつ?
練磨家からしは、学生落語選手権「可楽杯」を2連覇している大学生の男性。朱音が参加した年の「可楽杯」でも優勝候補の1人です。非常に要領がよく何事もそつなくこなし、大手企業からいくつも内定をもらっています。初登場はアニメ第7話。原作ではコミックス2巻第16話で初登場しました。「練磨家からし」という名前は本名ではなく、自身で考えた高座名の可能性があります。
誕生日は6月18日。コミックス16巻収録のおまけ4コマ漫画『あかね裏噺』によると身長は190cmです。「可楽杯」出場時点では大学4年生。原作コミックス6巻第52話のおまけページによると、その時点での年齢は23歳でした。原作6巻第52話は、アニメ初登場時よりも1年ほど前のため、初登場時は21〜22歳だったと思われます。
自信家な一面があり、周囲からも「学生落語の天才」と呼ばれています。人生を成功させるために必要なものは信頼できる自分自身で、「人生において自己肯定感以上のバフは無い」と発言。「月刊落語」の記者・古味沙恵(こみ さえ)は、からしを見て「なんかチャラっ」という印象を抱きました。
「落語は伝統芸能である前にウケてなんぼ」という考えを持っていて、「可楽杯」では古典落語を現代風にアレンジした改作落語を披露しています。なお「可楽杯」に出場するライバルたちについては、高良木ひかる(こうらぎ ひかる)のことを「声優ちゃん」、朱音のことを「寿限無(じゅげむ)ちゃん」と呼びます。
アニメ『あかね噺』練磨家からしの声優は江口拓也さん
アニメ『あかね噺』で練磨家からしの声を担当しているのは、茨城県出身の声優・江口拓也(えぐち たくや)さんです。
高校生の頃に聞いた声優ラジオがきっかけで声優を目指すようになり、高校卒業後に上京。新聞奨学生として新聞配達をしながら声優の専門学校に通いました。専門学校の在学中にオーディションに合格。学校と事務所の養成所通いを両立して、21歳の時に声優デビューしました。
声優の仕事の魅力を聞かれた江口さんは、終わりがないところだと回答。飽き性ですぐ冷める性格ですが、声優の仕事は飽きずに続いていて、飽きることはないだろうと思うくらい追求することが多く、追うべき対象の先輩も多いとのことです。
江口さんの代表作には、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』比企谷八幡役、『Re:ゼロから始める異世界生活』ユリウス・ユークリウス役、『俺物語!!』剛田猛男役、『SPY×FAMILY』ロイド・フォージャー役などがあります。
『あかね噺』では落語のシーンがあり、江口さん演じるからしも実力のある状態で落語を披露します。そのため、江口さんを含むメインキャストの声優たちはアフレコの1年ほど前から本格的な落語の稽古に励んでいました。『あかね噺』の落語監修を担当している落語家・林家木久彦(はやしや きくひこ)さんのX(旧Twitter)では、江口さんが実際に高座にも上がっていることも報告されています。
からしの推しポイントを聞かれた江口さんは「スルメ人間なところ」だと回答。スルメ人間は造語とのことで、噛めば噛むほど味がして、最初は何を考えているかわからないキャラクターに感じるものの、いつの間にか好きになる魅力が詰まっている沼系男子だとコメントしました。
『あかね噺』アニメ化に伴うコメント
練磨家からしを演じることになりました。原作はもちろん大好きですが、もともと眠る前に落語を聴くのが好きだったので、オーディションのお話が来たときは興奮しました。今では林家木久彦さん指導のもと、落語を3席覚えて、今まさに4席目を覚えているところです。自分は物覚えが悪いので悪戦苦闘してますが、やればやるほど落語の虜になっています。この現場の熱量をお届けできる日を楽しみにしております。
練磨家からしが披露した演目
アニメ『あかね噺』ではからしが落語を披露するシーンがあります。からしの落語は、自由な発想と軽妙な語り口が特徴です。
この項目では、アニメでからしが演じた噺を紹介します。
改作落語「BM」
からしは大学で落語研究会に所属しています。落語研究会は賢い雰囲気を演出できるとの理由で、ノリで入りました。しかし、落語を聞いても昔の表現がよくわからないと感じたからしは、古典落語をサンプリングして今の時代のニーズに合わせて作り替えた改作落語を演じます。
「可楽杯」の決勝でからしが披露したのは改作落語「BM」です。「BM」は古典落語の「転失気(てんしき)」を現代風にアレンジした噺で、物語の舞台を観客の身近な現代に置き換え、共感して笑えるポイントをたくさん盛り込んだ「可楽杯」でウケることに特化した落語でした。
「BM」は、プライドが高くてBMの意味を知らないのに知ったかぶりをしてしまった大学院生の物語。大学院生はBMが自身の研究に関わるため、自分の代わりにゼミ生にBMとは何かを探らせるストーリーです。からしの「BM」は、「可楽杯」の決勝でその日1番の笑いの量でした。
「可楽杯」の審査委員長の一生は、「正直に言って私は笑えなかった」と告げながらも、からしが笑わせようとしているターゲットに自分が入っていないことを理解しているとのことで、「今日一番ウケていたのは間違いなく君だ」と伝えます。一生は、落語という共有財産をいかにして自分の噺に仕上げるのか創意工夫を凝らすことは落語家の宿命だと言い、「BM」は示唆に富んでいてとても面白かったため、今後の活躍を期待するとコメントしました。
一生から笑えなかったと言われながらも期待していると言われたからしは、嬉しかったのか楽屋に戻った後でニヤけた顔をしています。
練磨家からしのモデルはいる?『BLEACH』の平子真子に似ている?
X(旧Twitter)では、からしが漫画『BLEACH(ブリーチ)』に登場するキャラクター・平子真子(ひらこ しんじ)に似てるのではないかとの投稿があります。からしは黒髪で平子は金髪と、髪色に違いはありますが、顔や髪型が似ているとのポストが見られました。
モデルになった人物はいる?
原作者の末永裕樹(すえなが ゆうき)氏はインタビューにて、『あかね噺』では実在の落語家からイメージを借りたキャラクターがいることを明かしています。しかしながら、からしのモデルになった落語家に関しては、調べた限りでは末永氏が言及している投稿やインタビューは見つかりませんでした。からしに関してはモデルになった落語家がいない可能性もありますが、今後明かされる可能性もあります。
SNSでは、一生は三遊亭圓生(さんゆうてい えんしょう)さんや立川談志(たてかわ だんし)さんがモデルなのではと考察されています。からしの場合はモデルになった落語家を予想する投稿はほとんどありませんでしたが、名前のモチーフは落語家・柳家わさび(やなぎや わさび)さんなのではないかと考えている人もいるようです。
原作者・末永氏は、キャラクターのデザインは基本的には作画の馬上鷹将(もうえ たかまさ)さんに任せているとのことです。コミックス4巻のカバー折り返しの末永氏のコメントでからしについて「キャラデザに引っ張られて今の感じに落ち着きましたが」とあるので、もしかすると特定の落語家がモデルではなく、からしのデザインから性格などのイメージが決まったキャラクターなのかもしれません。
コミックス16巻収録の4コマ『あかね裏噺』では、馬上氏がからしのデザインのモデルにしたのは「スー◯ービーバーのー」と話しているコマがありました。『あかね裏噺』の馬上氏の発言を受けてか、ネットではからしの見た目のモデルはロックバンド・SUPER BEAVER(スーパービーバー)のボーカル担当・渋谷龍太(しぶや りゅうた)さんなのではないかと考察されています。
なお、2025年6月にはSUPER BEAVERの楽曲「切望」と漫画『あかね噺』のコラボMVが公開されました。
アニメ『あかね噺』練磨家からしのまとめ
アニメ『あかね噺』に登場する練磨家からしは、学生落語選手権「可楽杯」の出場者の青年です。「可楽杯」を2連覇していて、優勝候補の1人と言われています。
アニメでからしの声を演じるのは、声優・江口拓也さん。江口さんの代表作には、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』比企谷八幡役、『SPY×FAMILY』ロイド・フォージャー役などがあります。
(C)末永裕樹・馬上鷹将/集英社・「あかね噺」製作委員会


