「元死刑囚の友人」実名・顔出しでの情報発信→事件をきっかけに保護司に 大友秀逸さんの18年 秋葉原無差別殺傷事件

(2/3) 記事の先頭へ戻る

 それと同時に大友さんが始めたことが、実名・顔出しでの情報発信だ。SNSで「秋葉原事件加藤智大の元同僚で友人です。どなたでもご意見や質問などございましたら自由に書き込んでください」とプロフィール欄に記載すると、反響は大きかった。

「加藤智大の母親が毒親だと表現をする人が多くて。『自分も毒親に育てられた人間で、いずれ加藤になりますか?』という相談が多くて。あとは加藤を神格化している人が一部いて、やっぱり自分自身も母親、父親に対して報復したいけどできないことを『加藤様が自分ができないことをやってくださった』みたいな。延長線上で無差別殺傷事件を起こすと主張する人が非常に多い」(大友さん)

 毎日のように届くメッセージに、大友さんは返信を書き続けた。会いたいと言われれば会いに行き、その人々の悩みや主張に耳を傾ける。

「取材を受けます、新聞出ます。そうすると、亡くなった人を語ってそれで金銭を得ているんじゃないかと。だから、あることないことを適当に語ってお金儲けをしているのではないか、という批判は非常に多くて。それは違うと説明させていただいて」

元死刑囚の友人として事件を語る代償は大きかった
この記事の写真をみる(18枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る