電車やバスで子どもは立つべき?座るべき?「転倒リスクが高い」「父から立つように言われていた」と様々な声…根深い論争を考える

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■「体幹が鍛えられるから立つべき?」発言小町の投稿と街の声

発言小町より
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 発端となったのは、投稿サイト「発言小町」に寄せられたある意見だ。

「公共の乗り物で子どもを席に座らせて親は立っている光景を見ます。そういうものだと思い込もうとしてますが腑には落ちていません。理由は私は親に『子どもは立ちなさい』と言われてきました。体幹が鍛えられ筋肉がつくという理由でした。現代の子育て世代の親はとても忙しくせめて移動中は座って体を休めた方がいいのではないか、と思っています」(発言小町より一部抜粋)

 この「親が座ればいいのでは」という気遣いの投稿に対し、白鳥は次のように語る。

「最初、怒られているのかな?と思いましたけど、親が座ったらいいじゃないかという優しさでね。子どもでも通学している子は立っている子が多いと思ったり、小さい子がいる人は座っていたりするから場面によって違うのだと思うけど」

 この投稿に対しては、「つり革を掴めない子どもを座らせるのは怪我を減らす良い方法」「子どもは頭が重く体幹はまだ未熟で転倒リスクが高い」「電車で身体を鍛えるとかびっくり価値観です」という反対意見や、「父から立つよう言われてました『子どもは半額で元気だから』という理由でした」「学校の遠足でも立つよう先生から指示されました」などの意見も寄せられている。

 実際に街で話を聞いてみると、小学6年生の女の子は「転びそうになったことがあります。ちょっと、わーってなります」と明かした。大人にも話を聞くと、世代や立場によって意見が大きく分かれた。まずは「子どもは立つべき」と考える人たちの声。

「『座るもんじゃない』『なるべく立て』と。昭和12年(生まれ)の父親だったので、そういう教育を受けてきたので、自分は座ることはしなかった」(50代男性)

「小さい頃は『立っているように』と親に言われた。幼児なら別だが、ある程度の(年齢の)子どもになればもう立つべきだと思う」(50代女性)

 子どもは立つべきだと考える人たちは、違和感を覚える場面を目撃したことも理由に挙げている。

「お父さん・お母さん自身がスマホを操作したいから、子どもが立っていてヨロヨロすると怖いから座らせちゃっている親というのはよく見かける」(50代男性)

「子どもが座ると後ろを向いて座る。ひざ立ちになって外を見る。それはちょっと違うと思う」(50代女性)

 一方で「座らせたい」と考える人たちは…。

「(上の子が)3歳なので、まだ握力・立つ力・体幹が弱かったりするので、もし可能であれば座らせるかなと思う。『10分、15分でもう出ていく(降車する)』みたいな感じだったら多分(立たせて)いいが、(子どもを)抱っこ30分40分(の間、自分が立つ)はさすがにきついというところも考えると、座ってもらっていた方が安全面としてはクリアできるかな」(30代女性)

「座らせた方が、転倒とかどこかに行っちゃうとか、そういう心配もないので安心ではあるが。座れる環境があるかどうかが難しいところなんじゃないかな」(40代女性)

 「親がスマホを見たいから」という厳しい声に対し、白鳥は「見られている…と思った。確かにそういう時ある。例えば、今日の夕飯何にしようかなとスマホで調べたり。座れたら、10分20分の時間を自分の時間にと思っちゃう時も確かにある」と親側の本音をこぼした。

 さらに、子どもが車窓を見るシチュエーションについても指摘があったが、これについては「あれ、ダメ…?靴を脱がせたら見せてもいいって思っている部分もある。子どもが外を見ていると静かに座っていてくれるかなと思っちゃうけど…。でも隣に座っている人からすると落ち着かない感じがあるのかもしれないですね」と話した。

公共交通機関の見解とバス特有の転倒リスク
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