■公共交通機関の見解とバス特有の転倒リスク
番組では、東急電鉄と東急バス、都営交通に子どもの座席の使用に関する見解を取材した。
「座席については一人でも多くのお客様にご利用頂けるよう譲り合っておかけいただくようご協力をお願いしております。また東急線では全車両に優先席を設けています。お年寄りやお体の不自由なお客さま・妊娠中や乳幼児をお連れのお客さま・ヘルプマークをお持ちのお客さまには席をお譲りください」(東急電鉄)
「バスを快適にご利用いただくために座席はゆずり合ってのご利用をお願いしております」(東急バス)
「各車両に優先席を設け、お年寄り・お身体の不自由なお客様・妊娠中や乳幼児をお連れのお客様・ヘルプマークを身につけたお客様に座席をお譲りいただくようお願いしています。また、お年寄りや小さなお子様などは、車内の揺れや急ブレーキでバランスを崩しやすいため車内転倒事故防止の観点からも優先席に限らず座席を譲り合ってご利用いただきたいと考えています」(都営交通)
また、鉄道ジャーナリストの枝久保達也氏によると、「鉄道よりバスの方が加速・減速による急発進・急停止が発生するため、乗客の体が揺られたり転倒するリスクが高い」という。これに白鳥も「バスの方が揺れると感じる。優先席も電車に比べると少ないから、誰に座っていただくかも毎回悩む」と同調した。
東京都のデータによると、小学生の公共交通利用頻度はおよそ半数が「週数回以上」だという。多くの子どもが電車やバスを利用する中で、安全面をどう確保するかが課題となっている。
日本の小学生特有の「荷物の多さ」と求められる譲り合い
