「一対一では絶対に会わない」坂上忍が明かす事務所のガチなコンプラ対策「世間の皆さんが僕に持っているイメージとは裏腹」

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「何をやってもダメ出し」天才・相米慎二監督に身ぐるみ剥がされた映画デビュー作

【写真・画像】「一対一では絶対に会わない」坂上忍が明かす事務所のガチなコンプラ対策「世間の皆さんが僕に持っているイメージとは裏腹」 2枚目
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――坂上さんにとって厳しい指導をしてくれる清水社長のような存在はいましたか?

お亡くなりになりましたが、相米慎二監督です。僕が初めて映画に出演した『ションベン・ライダー』(1983年)の監督です。とにかくOKが出ない人で、それも「〇」か「×」でしか言わない人でした。何をどうやっても「×」しか出なくて、一日潰れるという日もあったくらいです。今ではありえないですが、昔はそれだけお金も時間もあったということ。そういう“無駄だと思える時間”も作ってくれたんです。

――みんなで銭湯に行って裸の付き合いをしたこともあったそうですね。

撮影後にショーパブに連れて行かれて一般のお客さんがいる前で歌わされた事もありました。意味が分からないじゃないですか(笑)。でもね、要するに「いつまでも気取ってカッコつけてんじゃねえぞ」「俳優なんて全部さらけ出してナンボなんだぞ」という事なんですよ。なかなかOKをくれないのも含めて、時間をかけて、遠回りしながらも、僕たちガキにプロの俳優になるために必要な事を教えてくれた人でした。

――相米監督の教えはその後も活きましたか?

人間とは不思議なもので、あの作品の時はある程度は良い仕事が出来たと思います。でも、しばらく時間が経つと…戻りますよね(笑)。だからこそ要所要所でそういう人に出会って身ぐるみ剝がされないと、どうして自力だけでは難しい。身近に本質的な事を見抜いてくれる人がいれば同じ事は繰り返さなくなるので、道を正してくれる存在は必要ですよね。

「大事なことはすべて弁護士へ」世間のイメージを覆す坂上忍の徹底した令和アップデート
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