「一対一では絶対に会わない」坂上忍が明かす事務所のガチなコンプラ対策「世間の皆さんが僕に持っているイメージとは裏腹」

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「大事なことはすべて弁護士へ」世間のイメージを覆す坂上忍の徹底した令和アップデート

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――相米監督との思い出は、ザ・80年代的エピソードですが、坂上さんは時代の変化と共にアップデートする事を意識されていますか?

世間の皆さんが僕に持っているイメージとは裏腹に、”そこまで時代に合わせちゃうの?”と思われるくらいきちんとやっています。事務所のスタッフとも一対一では会わない、話さない。大事な事はすべて弁護士にお伺いを立てます。ここまで弁護士と密にコミュニケーションを取る事務所はないのでは?と思うくらい、やっています。もちろん相手がダメな事をした時は、言葉は乱暴かもしれないけれど『舐めてんのか』と叱るのはあります。あと僕は何か困ったら『ウ○コ~!』と言っちゃう(笑)。それに対してスタッフたちは『ほんとバカ…』と失笑して呆れる。それも一つのやり方なんです。長い付き合いになっていくわけですから、必然的に相手との距離も縮まるわけです。でも、そこでバカみたいに子どもっぽい事を言っていれば、お互いに一定の距離感は保たれると思う。

――清水社長の弟子に対する圧も、師弟関係の距離感を一定に保つ方法なのかもしれませんね。

僕はそう思います。清水さんも計算でやっているような気がします。たとえ付き合いが長くなろうとも、味やお客さん、店を持たせた弟子にはガチンコで向き合っている。なあなあのユルい関係にならないために、引き締めるところは引き締めて、線引きをする。それが伝わらないような相手だったら辞めてもらっても良いと思っているのでしょう。清水さんは「弟子たちの補助輪になりたい」という思いで指導されているそうですが、とても共感できます。人を育てるという意識よりも、正しい道からはみ出しそうになったときにだけ修正する。それが人にものを教える身としての役割だと僕も思うからです。

取材・文:石井隼人
写真:You Ishii

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