変化が大きそうなのがシャドーとWB
ダブルボランチは引き続き鎌田大地(クリスタル・パレス)と佐野海舟(マインツ)で臨むはず。ただ、シャドーとWBには複数の可能性がある。オランダ戦で右膝を痛めた久保建英(レアル・ソシエダ)はキャンプ地に残っており欠場確定で、右サイドはシャドーに堂安律(フランクフルト)、右WBに伊東純也(ゲンク)という3月31日のイングランド戦で成功した布陣か。伊東をゲームチェンジャーとしてベンチに残しておきたいならば、WBには菅原由勢(ブレーメン)を置くかもしれない。
また、オランダ戦でスピードスターの前田大然(セルティック)を左シャドーに置いたのは、プレッシング強度を上げたかったから。押し込む展開が予想されるチュニジア戦は、敵2ライン(DFとMF)間でボールを引き出し、コンビネーションからの中央突破が得意な技巧派の鈴木唯人(フライブルク)のほうがベターだろう。中村敬斗(スタッド・ランス)は2試合連続で左WBだ。
左サイドの他のパターンは、まずシャドーに中村+WBに前田というこれまで何度か試してきた形。また、右WBに伊東や菅原などクロッサータイプを置くならば、逆サイドの左シャドーには空中戦に強い本来CFの小川航基(NECナイメヘン)を置き、フィニッシュの局面は実質2トップとするウルトラCもなくはない。FWタイプのシャドー起用は遠藤航に代わって追加招集された町野修斗(ボルシアMG)のほうが実績はあるものの、その町野は体調不良で前日練習を欠席しており、少なくともスタメンはないだろう。
CFは2試合連続で上田綺世(フェイエノールト)と予想。6月17日は別メニュー調整だったが、翌日には全体練習に合流しており、本人もコンディション的に問題ないことを強調していた。
森保監督は「空調が効いていた第1戦のダラスとはまったく環境が違う暑い中での試合になり、選手にとっても非常に厳しい環境。しかし、その環境も想定して事前キャンプをモンテレイで実施し、すでに暑熱対策もしている」と語ったが、現地時間22時のキックオフとはいえ消耗戦の色合いも強くなりそうな一戦だ。5枠の交代カードをいつどのように切るかも、試合の行方を大きく左右するだろう。
はたして、森保監督はチュニジア戦でどんな采配を見せるのか。注目の一戦は、日本時間で6月21日13時のキックオフ予定だ。
取材:北健一郎
文・構成:ABEMA TIMES編集部



