将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」予選Bリーグ第2試合、東武鉄道 北関東ブリッツァーズ 対 KOYOHD ノース・トラッズ神戸の対戦が6月20日に放送された。第1ステージを終えて北関東が2勝、神戸が3勝とリードされる展開。第1ステージで勝利した棋士のみが出場できる第2ステージに入り、第6局で神戸が勝利して北関東は早くもカド番に追い込まれた。続く第7局でエースが1勝をもぎ取り絶体絶命のピンチをしのいだものの、チームに残されたのは藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)たった一人。次々と現れる強敵を破り続けるしか勝利への道はない状況下で、絶対王者があまりにも華麗な大逆転劇を演じてみせた。
チームの命運を託され、第8局の盤に向かったのは北関東の藤井竜王・名人。対するは、勝てばチームの勝利が決まる神戸の佐藤康光九段(56)だ。今大会注目の新ルール「先手番入札制度」から、両者の高度な心理戦は始まっていた。藤井竜王・名人は前局で「1分2秒」と大きな数字を入札していたことの裏をかき、「1分2秒を出したので先手を取りに来ないと思う」と緩急をつけて17秒を入札。一方の佐藤九段は「5秒は読まれていると思うので、8秒」と応じ、見事に藤井竜王・名人が先手番を獲得した。
「ええ!?9三銀!(笑)」
