頭蓋骨だけで男女を見分ける方法
性別はどのように見分けるのか。「一番は骨盤を見ること。男性と女性では、出産をするかどうかの大きな性差で、解剖学的に違いがある。女性の場合は、産道を確保するために、骨盤腔が男性よりも大きい。昔おばあちゃんが『結婚するんだったら、お尻の大きい人を選びなさい』と言っていた。尾骨や仙骨という真ん中の骨が、後ろに飛び出ることによって、ここの骨盤腔が確保される。お尻が大きいというのは、解剖学的には骨盤が全体的に広くなっていることを意味する」。
また、頭蓋骨での性別を判定の仕方は「頭の後ろを触ると、男性では“外後頭隆起”というものがある。ポコッと出ているものがある。女性はわかりにくいかもしれない。これは骨の病気ではなく、僧帽筋という、頭の後ろから覆っている筋肉の付着部位。耳たぶの後ろに出ている突起の骨を“乳様突起”と言うが、これは胸の鎖骨とつながっている胸鎖乳突筋の付着部位だ」と、具体例を挙げる。
「胸鎖乳突筋と僧帽筋は、頭を支えるための重要な筋肉。そこに付着させるために突起、ロッククライミングで考えると、小さい岩だと把持しにくいが、大きい岩は手を軽くかけられる。そういう仕組みの中で解剖学的に男性は女性よりも頭がやや大きい。重たいものを把持しないといけないため、骨の出っ張りが強い」
「男性が女性化、女性が男性化」
