放置された船の問題はABEMA的ニュースショーでも過去に特集している。江戸川付近で朽ちた船が放置されている現状を目の当たりにした。「船体番号、ステッカー剥がしたらもう(持ち主が)誰か分からない。一隻処分するのに100万円や200万円じゃ無理」(水辺の専門家・榎本茂港区議)
榎本氏によれば、撤去費用が莫大になるのが放置の原因だとして「これを撤去しようとすると、代船持ってきてダイバーが潜って、ワイヤーかけて、処理費用がかかる。これを『税金でやるべきなのか?』『適切かどうか』ってことになると、ほったらかしってことになる」と説明。「放置した者勝ち」と受け取られかねない、構造的問題がある。
榎本氏によれば放置船は航行の支障だけでなく、災害時に流されて二次被害を起こしたり、沈んで燃料油が漏れ河川を汚染するリスクもあるという。
放置と言えば、川崎市は4年前にも似た事態に直面している。2021年6月、男性所有の大型バスが車6台分の駐車場を占拠し、およそ1年そのまま放置された。市からの再三の撤去要請にも所有者は応じず、2022年7月に行政代執行へ。それでも所有者はバスを引き取らず、2023年に市が廃棄処分に。滞納債権はおよそ157万円に上ったが、財産調査で「支払い能力なし」となり、事実上回収できなかった。
6月17日、川崎市が行政代執行に踏み切る
