真っ赤な炎と灰煙が立ち上り→鶏舎2棟が全焼…G7サミットで採用の濃厚たまご 有名養鶏場「ブラウンエッグファーム」を襲った火災 社長が訴える再建への壁

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 火事発生から3週間が過ぎ、養鶏場はどうなっているのか。現場へ向かうと、復旧作業はまだ進んでいない状況だった。火災当時、養鶏場には誰もいなかったそうで、滝沢氏は「向こう側から燃えてきて、消防署に連絡して消防車が来ている間に真ん中くらいまで火が来た。消火中にこっちまで火が来てしまって、2つの鳥小屋が全焼」と説明し「いろいろな方に迷惑をかけるのは分かりきっているし、これからどうなっちゃうのか。正直言うと立ってるのがやっとだった」と振り返った。

 火が消し止められたのは12時間以上経った翌日の午前5時半ごろ。火事の原因は漏電の可能性があるという。

「実際にいたニワトリは2万2000羽。その子たちが犠牲になってしまった。こっちは全部ニワトリが入っていたところ。これはエサがここを通ってた、なんの原型もない」「全部『これは何』って言えますから、このがれきでも」(滝沢氏、以下同)

 「自分たちがしてきた仕事が0になってしまったというのが、とても寂しい」「辛い。この鶏小屋は私が30代のときに初めて作った鶏小屋。初めて自分で借金をして、初めて自分で設計をして、初めて作り上げた鶏小屋になりますので、言葉もない。こんな風になってしまうのか」と、ショックを隠し切れない様子だった。

ブラウンエッグファームの歴史と物価高の苦難
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