プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の2026-27シーズンに先駆けたドラフト会議が、6月25日に行われた。レギュラーシーズン8位のU-NEXT Piratesは、2021-22シーズンで契約満了となっていた朝倉康心(最高位戦)を再指名。リーグ史上初となる“古巣復帰”を果たすことになった。
朝倉はMリーグ初年度の2018-19シーズンから4年間プレー。同期入団の石橋伸洋(最高位戦)とともに2021-22シーズンで契約満了、退団していた。チームはその後、優勝・準優勝などを果たしたが、2025-26シーズンではレギュラーシーズン8位で敗退。シーズン後には、初年度から8年間チームを引っ張ってきた唯一のオリジナルメンバー、小林剛(麻将連合)の契約満了も発表されていた。
木下尚監督は、指名理由について問われると「僕が4年前、朝倉選手を自ら契約満了にしてはいるんですが、この8年間、『心技体』が揃えば朝倉選手はMVPを狙える選手だということを疑ったことは本当にないです。朝倉選手と5月末ぐらいにいろいろお話をして、彼が決断をしてくれました。その話を経て、彼の中で『心』が整ったと僕が判断して、今回指名を決断しました」と述べた。
朝倉に期待することには「やはり小林選手の代わりに入ることでの見られ方だったり、Mリーグの舞台に選手として立つのは4年ぶりになりますし、実際に試合を始めてから本当にいろいろな困難に直面すると思うので、その困難に抗ってほしいです。4年前、自分はふさわしくないと言って舞台を降りた選手で、今回手を差し伸べたのは僕ですが、それを取ったのは朝倉選手なので、彼に決意をさせた何かがあるはずだと思います。初心を常に意識して、困難に抗ってMリーグの舞台に立つこと、Mリーガーであることに執着して戦ってもらえれば、結果としてMVPだったりチームの優勝があると信じています」とした。
また、朝倉とは入れ替わる形になった小林の反応については「びっくりされていたんですが、朝倉選手というのを聞いて『朝倉選手だったら納得だし、代わりを任せられる』とすぐ言ってくださった。本当に僕も胸が熱くなりましたし、小林選手とともに戦った選手で来シーズン臨むので、やはり優勝を届けたいです」とした。
さらに、チーム発足時のオリジナルメンバーが戻ってきたことには「サポーターの方の温かいメッセージを見る中で『テセウスの船』というワードが飛び交っています。チームを長く続けていく上で選手が入れ替わるのは当然ですし、その中で思いが引き継がれて、歴史が語り継がれて続いていくものだと思っています。小林選手を知っている4人で戦えることには僕もこだわっているので、サポーターの方にも応援してもらえたらうれしいです」と語った。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズンを戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。さらに上位4チームがファイナルシリーズに進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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