日の丸に「日本頑張れ」と小さく書いたらセーフだが、大きくマジックで書いたらアウト? W杯サポーターも困惑の国旗損壊罪の問題 中道議員の追及で答弁変わる

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「日本頑張れ」でアウト?後藤議員が猛反発

中道・後藤祐一議員
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 後藤議員は「黒いマジックで書いてすら構成要件に該当する可能性を少し残した答弁なんですね。とすると、ワールドカップで『日本頑張れ』って書いても構成要件に該当する可能性があるという答弁ですよ。おかしくありませんか」と反発した。

 さらに、法案提出者側が出した資料の「日の丸の白い部分の隅の方に視認できるかどうかという程度のごく小さな文字を墨汁で書く場合は該当しない」との記載を問題視し、「これ逆にいうと大きい文字で書いたら該当しうるという話であって、もうちょっと大きく『日本頑張れ』って書いたらアウトになる可能性があるという文章なんですよ。これダメじゃないですか」と指摘。「もうちょっと大きく、赤い丸に少し重なるかもしれないけど、大きく黒いマジックで日本頑張れって書く行為は、人に著しく不快または嫌悪の情を催させるような方法に該当しないんじゃないですか。だとすると字の大きさだとか、赤い丸にかかっているかどうかは関係なく構成要件に該当しないということでよろしいですか」と質問した。

 これに塩崎議員は、「一般に市販されているような太い黒マジックで文字を書くような形態というものは、著しく人に不快または嫌悪の情を催させる方法に該当する例というのは限定的であろうかと思っています。一方でその態様等において著しくやはり人に嫌悪または不快な情を催させる方法が行われた場合ということは、これはやはりそうした構成要件に該当してくる可能性っていうのはないとは言えない」と答弁した。

 後藤議員は「限定的ということはあり得るということじゃないですか。ここをはっきり言い切れば、文字内容は関係ありません、文字の大きさも関係ありませんとなれば、あらゆる文字による表現行為は対象外だってはっきり明確な基準になるじゃないですか。残念ですよ。そうするとさっきの質問に戻りますが答えてませんよ。『日本頑張れ』と、赤い丸に重なるような形で黒マジックで書く行為は、人に著しく不快または嫌悪の情を催させるような方法に該当することはあり得るということですか」と再度詰め寄った。

 塩崎議員は「個別のケースごとに構成要件に該当するかというのは、そこに置かれた行為そのものだけでなくその周囲の状況や一連の流れ、そういったものも総合的に判断されて構成要件該当性、判断されるものとなりますので、一概にこうした場合はイエス、こうした場合は違うということをここで指し示すのは適切でない」としたうえで、黒いマジックで文字を書く行為が構成要件に当たるケースは「限定的」と同じ答弁を繰り返した。

 後藤議員は「あり得るということですね。日の丸に大きな字で、黒マジックで『日本頑張れ』と書く行為は国旗損壊罪の構成要件に該当しうるという答弁ですよ。本当ですかこれ。極めて萎縮効果があるんじゃないんですか。逆に残念な基準が示されちゃったんだけど」と落胆したうえで、「逆に言うとすごい小さい字だったらOKというじゃあどのぐらいの大きさまでOKなんですか」と質問した。

 塩崎議員は「文字の大きさなども含めて外形的客観的に行為態様が著しく人に不快または嫌悪の情を催させるかどうかということが構成要件ですので、そうしたことを勘案して判断されるということになる。これは黒マジックで書く場合でも、ほかの行為である場合でもその判断の基準としては同じです」と答えた。

「本当に大丈夫か」後藤議員の叫びにヤジ
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