「マンジャロ流行」の背景にある社会の問題とは
瀧波氏は「マンジャロ」がこれほどまで流行っていることに衝撃を受けたことを明かし、その背景にある社会の問題を指摘した。
「健康のことや基礎知識を学校で習っていく過程の子たちでも、そういったものに惹かれてしまうのは、それだけ“痩せなければ”という圧が強い社会であるということ。これを女性の問題と捉えている人がいるとしたら、それは間違い。痩せたいとか綺麗になりたいという気持ちを利用して搾取するビジネスサイドの問題と、許している社会の問題だ」(瀧波氏、以下同)
マンジャロは本来は糖尿病治療薬だが、自由診療という形であれば、事実上の目的外使用でも医師による処方が可能になっている。そのため、クリニックのサイトでは「非常にお安くなっております」などの文言とともに、マンジャロの取り扱いをアピールするようなところもある。
場合によっては医療広告のルールに抵触するケースもあることから、厚生労働省は先日、マンジャロの適正使用と合わせて広告についてもガイドラインを守るよう通知した。
一方、ルナさんが明かしたように、インフルエンサーのもとには「マンジャロ案件」と呼ばれるPR依頼がクリニックからDMで届くそうだ。報酬などの見返りもあることから、中には案件を受けてしまうインフルエンサーもいるとみられる。
瀧波氏は、このようにマンジャロの目的外使用が拡散していく現状を、厳しく批判した。
「こんな売り方をしていいものでは決してない。医師免許を持っている人たちのやっていることだったら、端的に言って人でなしだなと思う。痩せられるとしても、すべての過程を(クリニックが)見てくれるわけでもないだろう。本当に恐ろしいことが横行していると思う。注意喚起をもっと強くやっていかないと」
(『わたしとニュース』より)
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