■「アンチエイジングの究極は、90歳まで自分の足で歩けること」
青木氏はアンチエイジングという言葉の本質についてもこう語る。「アンチエイジングはルッキズム、要するに外見の若返りと考えている方が多いが、本当は健康長寿のための予防医学だ。本当のアンチエイジングは、90歳まで自分の足で歩けて、自分の頭で考えられて、自分の口でおいしくものが食べられることがアンチエイジングの究極だ」。一部の富裕層が目指す120歳や140歳まで生きるという目標とは、方向性が異なると強調する。
また「若返りではなく、老化のスピードをゆっくりにするとか、病的な老化を予防するのがアンチエイジング医学の目的だ。その結果、体に良いことをやっていると外側も綺麗だというのが一番いい。実は安価なことで十分アンチエイジングはできる」とも述べる。
これに対し、アンチエイジング歴10年、美容医療などに700万円を自己投資してきた丸山悠美氏は自身の経験を踏まえてこう語る。「最初は美容医療やそういった医学的なものがアンチエイジングだと思って取り組んでいたが、細胞は急に若返ったりはしないし、やはり元の遺伝子にすごく左右される。逆に食事法や運動といったところは体の改善がすごく見られるので、予防という意味のアンチエイジングにはすごく賛成だ」。
若くあり続けることへの意識については、「40を過ぎてからは若くないといけないという感覚はちょっと薄れてきた。無理に長く生きたいとかもなく、老化を理由に一部は諦めるというか、その年齢をちょっとでも伸ばしたいという感覚だ」と明かした。一方で「女性として消費されている感覚があった頃は、若くないといけないと思っていた」とも振り返る。
青木氏は医師としての役割について、「運動と栄養と睡眠というのを必ず基本にしている。ヒアルロン酸を出してくれとかボトックスをやってくれとか、あるいは点滴を打ってくれとか、そういうのは『あなたの年齢では必要ないよ』とちゃんと言ってあげられる医者が本当の医者だと思う」。
(『ABEMA Prime』より)
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