さらに若き日の泉は、後に名優となる故・西田敏行さんらとともに凄まじい極貧時代を過ごしていた。
当時の困窮ぶりについて、「もうお腹ぺこぺこ。1日1000円。あいつは800円。それで1日のご飯どうするか(考えていた)。昼間になると森繁(久彌)先生が入ってくる。13時開始で12時に入ってくる。(西田さんに)『ご飯、ご飯…言ってこいよ』と言われ、(森さんに)『ご飯食べてないんです』と言って。『飯食ってないのか』『はい』『え、俺にごちそうしろって?』『はい』『何食いたいんだ』って言うから、後ろを見たら西田が(小声で)『うなぎ、うなぎ』って。そんな人に初めて(会って)かけそばとかなんとか言えよって。次の週はビフテキ丼って。だけど18時に帰っちゃうから、夜ご飯がないのよ。1000円残しておかないと帰れないし、明日また本番だから…。(当時の)私たちのギャラは1本15000円とかだったから。それが何百万になったけどね」と明かし、スタジオの笑いを誘った。
(『わたしとニュース』より)
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