将棋のヒューリック杯第97期棋聖戦五番勝負第3局が7月1日、静岡県沼津市の「沼津御用邸東附属邸第1学問所」で行われている。防衛と7連覇に“王手”をかけている藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、棋王、王将、23)の先手番で始まった本局は、角換わりに進行した。対する後手番の服部慎一郎七段(26)は、右玉に構えて対抗している。
ABEMAの中継で解説を務める棋聖経験者の屋敷伸之九段(54)は、この進行について「藤井棋聖の角換わり模様の誘導に対して、服部七段が受けて立つ展開となった。角換わり特有の難しい間合いをはかる序盤になったが、ここからどのように戦いが起こっていくのか」と期待を込めてコメントした。
盤上は両者による長い駒組みが続いたが、昼食休憩を前にして開戦。同じく解説を務める門倉啓太六段(39)は「勝負所。藤井棋聖にとっては決断の一手で、一気に中盤戦に入る可能性がある」と言及。「午前中に勝負所を迎えるとは思わなかった」と、想定よりも早く訪れた緊迫の展開に興味津々の様子だった。
藤井棋聖、服部七段が注文した昼食メニュー




