1999年、名古屋市西区のアパートで主婦・高羽奈美子さん(当時32歳)が首などを刺されて殺害された事件。夫の悟さんは事件現場となった部屋を当時の状態のまま保存し、家賃を払い続けるとともに、殺人事件の公訴時効撤廃を訴え続けてきた(2010年時効撤廃)。事件は2025年、発生から26年目で容疑者が逮捕され、長年の未解決事件に終止符が打たれた。
事件を動かしたのは2024年、未解決事件の担当に異動してきた一人の刑事だった。悟さんはその時のことを「『今のビラを配ってもらっても、その中の情報では捕まりません』、この人随分失礼なことを平気で言うなと思ったんですけど」と振り返る。
刑事の特徴について「普通の強面の刑事という感じです。162、3センチでがっしりした、スキンヘッドで眼光鋭いので、いろいろなことを平気で突っ込んで聞いてくる。そこは、あれだけ言うにはよっぽど自信があったのか。それぐらい自分を追い込まないと、そういう覚悟を持って臨まないと解決しないぞと思って、自分にそういうプレッシャーをかけていたのか」と語った上で「あの刑事さんと出会っていなかったら、まだ解決していなかったと思います」と感謝した。
「できる刑事」「そうではない刑事」の違いとは何か
