「できる刑事」「そうではない刑事」の違いとは何か。元徳島県警捜査1課警部の秋山博康氏は「一刑事のやる気とセンス。やっぱり『この事件を絶対に解決する』という刑事魂というやる気。それと(捜査対象者が)何百人といた中で『あら、これなんか違和感があるな、おかしいな』というセンスがある。昔、私がまだまだ刑事の若い頃、当時の刑事さん、先輩というのは個性がある先輩ばっかりだった」と説明。
「どんな個性かといったら、例えば取り調べが非常にうまい人が『落としの〇〇さん』とか、聞き込みの非常に上手な人がいて、それは『ネタ取りの〇〇さん』とか。今は段々と個性的な刑事さんは確かに減ってきた。だけど個性のある人というのは『この事件に絶対集中する』と。そうしたらやる気とセンスで、今回の高羽さんの事件はそうだったと私は思います」と続けた。
25年間動かなかった事件が、担当の異動から一年で逮捕に至ったことについて「濃淡があってはいけないのでは」と刑事の能力差について指摘されると「私も42年やってきて、捜査本部にも行った。やっぱり私は2つ理由があると思う。1つは人事異動がある。そうしたら発生時の燃えたぎった刑事が『捕まえてやる!被害者のために』と思う刑事が異動で変わる。そうしたら次変わった人は事件を知らない、そういうのがある。それとやはり公務員ということで、やってもやらなくても給料があると。だから今回の高羽さんのように捕まえた刑事さんは、私は本当に刑事全員が見習ってほしいと私は思います」と語った。
犯罪心理学者は「コツと勘とセンス」と見解
