2030年に、1秒の長さの定義が約60年ぶりに変わる可能性があるという。現在の「1秒」はセシウム原子時計によって定義されており、数千万年に1秒ほどしか誤差が生じないとされてきた。しかし今、それをはるかに上回る精度を持つ「光格子時計」が、新たな定義として有力視されている。
1秒の定義は国際度量衡総会で4年に1回議論され、次回は2026年開催、2030年に決定が見込まれる。日本の標準時を生成・管理するNICT(情報通信研究機構)の時空標準研究室では、まさにこの光格子時計の研究が進められている。『ABEMA Prime』では、1秒の定義の変化が私たちの生活にどんな影響をもたらすのかについて考えた。
■100億年に1秒の誤差 ケタ違いの精度が生む恩恵
