■「再就職できない」落選期間の過酷なリアルと高い壁
2人の言葉を受け、吉田氏は「それぞれ一緒にやってきた大切な仲間であり、本当にその言葉は重いと思っている」と明かした。
「やっぱり初挑戦した方、これが初めての衆院選で、もちろん他の候補者もそうだが、なんとかしなきゃいけないという思いは強いだろうなと。だから私は最初支援金の話があった時に、そういう思いのある方を優先してほしいと辞退させていただいた」(吉田氏、以下同)
落選した議員は、収入がない中で生活や政治活動をしなければならない。吉田氏は、自身の長年にわたる落選経験を踏まえ、政治の世界が抱える構造的な問題を指摘する。
「私は落選期間の方が長い。政治を志してからもう10年以上、その間は本当に生活を支えながら、政治活動資金はまた別で寄付していただいたり、当時は立憲民主党から支援金をいただきながら活動していたが、とても大変」
「ここで問題提起したいのは、これが当たり前ではいけない。ビジネスバックグラウンドの方や、私自身も周りに全く政治家がいないが、本当に挑戦したいという方がどれだけのリスクを負って出ているか。中原さんも本当に一生懸命頑張っていると思うけれど、私はこれを変えたい」
「頑張ってなんぼ、もちろん自分自身を究極まで追い込むが、どうしても政治の世界では、そこまでやらなかったら本物じゃないみたいな空気もあって。でも、それで次世代もこの政治を続けていきますか?若い方々がなかなか踏み込んでこられない、そして女性議員もたくさん誕生していただきたいが、自分自身が落選を重ね、その間ものすごく苦労してきた。一回政治の色がつくと、再就職ができないです。そういう現状もなんとか生き抜いてここまで来たけれど、次の世代のためにその文化は変えていきたいと思っている」
「選挙は、最後は自分が全責任を負う。今回の離党に関しても、『常識では考えられない』というご批判もいただいたが、そういう“常識”を新しいものに変えていく人も必要なのかと思っている」
(『わたしとニュース』より)
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