盤上の張り詰めた空気を和ませる、なんとも微笑ましい光景だった。将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」予選Bリーグ1位決定戦、東武鉄道 北関東ブリッツァーズ 対 中国・四国ナヴィセトスの対局が7月4日に放送された。熾烈な本戦進出争いが繰り広げられる中、対局中のチーム控室では中国・四国の藤本渚七段(20)が、地元・四国から連れてきた愛らしいご当地キャラクターのぬいぐるみたちを続々と披露。頼もしくも可愛らしい“援軍”の登場に、ファンからも「和やかだなぁ」「渚もぬい好きか」と歓喜の声が殺到した。
運命のチーム第1局は、北関東の三枚堂達也七段(32)と中国・四国の吉池隆真四段(21)というカードとなった。緊張感漂う中、吉池四段が対局室へと向かい熱戦の火蓋が切られると、中国・四国の控室では香川県高松市出身の藤本七段が、自身のトートバッグを何やらゴソゴソと探り始めた。すると、バッグの奥底からかわいらしいぬいぐるみたちが次々と登場したのである。
藤本七段は、初陣となったサウスゴッツ大阪戦の際にも、愛媛県今治市のPRマスコットキャラクター「バリィさん」、香川県丸亀市の名物・骨付鳥のPRマスコットキャラクター「とり奉行 骨付じゅうじゅう」、愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」、香川県のご当地怪獣「ウードン」、高知県須崎市の公式マスコットキャラクター「しんじょう君」といった、四国エリアの人気ゆるキャラを大挙して持参していた。そしてこの日の北関東戦では、「バリィさん」「骨付じゅうじゅう」「みきゃん」「しんじょう君」の精鋭たちに加え、新たに徳島県のマスコットキャラクター「すだちくん」を“仲間”に引き連れてきたのだ。
増田康宏八段、兄弟子・菅井竜也八段も思わずニッコリ
