「何のために出産したんだろう」臨月までスタジオ撮影、収入は半減…選択的シングルマザー(46)が直面した“1馬力”の経済的不安とフリーランスの壁

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■「寝てる顔しか見られない」1人で育てる覚悟と直面した葛藤

 かつて結婚していた30代前半の頃、子どもを望むジュリさんに対し、当時の夫は子どもを持つことに消極的だった。そんな中、35歳の時に婦人科の受診で「卵巣機能の低下により、出産へのタイムリミットが近い」と診断される。相談した病院では「顕微授精は法的に結婚している夫婦にしか行わない」と伝えられ、海外の精子バンクなどあらゆる妊娠の可能性を探る中、ジュリさんが最後に下したのは、当時の夫に精子を提供してもらい、1人で産み育てるという覚悟の決断だった。

 こうして「選択的シングルマザー」の道を歩み出したジュリさんだが、いざ始めてみると、1人で育てることの厳しさと向き合うことになったという。

「(結婚していたら)2馬力で働くところを 1馬力でやっていかなければいけない。小さい子どもを抱えて1人で安定して働けるかというと、もちろんそうではないので、経済的な不安は本当にありました」(ジュリさん、以下同)

「ギリギリまで働けた方が安心だったので、本当に臨月ぐらいまでスタジオでバリバリ撮影してモデルさんにびっくりされた。『お腹が大きいけど大丈夫ですか』って」

「(出産後も)子どもに絶対不自由はさせたくない、頑張って働くぞって意気込んで働いていた。だけど本当に多忙な時は、朝子どもを保育園に送っていって、帰ってきたら夜の10時とか…寝てる子どもの顔しか見ない。何のために出産したんだろうと思って。子どもと生活したかったし、こんなに可愛いのに一緒にいられないのか。私、本当に何をやっているんだろうなってすごく考えました」

 この葛藤を聞いた三輪氏は「私も何のために産んだんだろう、子どもの寝顔しか見られないなっていうのはすごく共感する。私自身もそう」と深く共感を示した。

「選択的シングルマザー」の現実…「顕微授精は何回まで」緻密なお金の“逆算”シミュレーション
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