将棋の第85期順位戦A級2回戦が7月10日に始まり、伊藤匠二冠(叡王、王座、23)と永瀬拓矢九段(33)が東京・千駄ヶ谷の「将棋会館」で現在対局中だ。A級初参戦の伊藤二冠は、黒星発進からの巻き返しを図る。注目の一戦は、伊藤二冠の先手番で相掛かりの出だしとなった。
名人挑戦とA級残留を懸けて来年3月の「将棋界の一番長い日」へと続く戦い、第85期順位戦A級が6月に開幕。1回戦では、永瀬九段、豊島将之九段(36)、増田康宏八段(28)、佐々木勇気八段(31)、A級復帰を果たした広瀬章人九段(39)が白星発進を遂げた。
2つのタイトルを保持する伊藤二冠は、現在開催中の王位戦七番勝負で藤井聡太王位(竜王、名人、棋聖、棋王、王将、23)を相手に先勝。初参戦のA級では黒星発進となったものの、ハードスケジュールの中、初白星を狙いたいところだ。
両者の公式戦対戦はこれまでに8局あり、伊藤二冠の6勝2敗。直近の対戦は昨年10月の第75期王将リーグで、永瀬九段が勝利した。
順位戦はあらかじめ先後が決められており、本局は伊藤二冠の先手番。相掛かりの出だしから難解な中盤戦へ突入しており、今後の展開から目が離せない。
注目の一戦を制するのはどちらか。持ち時間は各6時間。
伊藤二冠、永瀬九段が注文した昼食メニュー




