試合後のインタビューでも「残りに伊藤さん、森内監督がいらっしゃるので、かなり大胆なことができるなと思ってたんですけど、自分は結構縁起にこだわるタイプなので、7回戦ということだったので、7が3つでそろえてみようかなっていうコンセプトでした」と語り、頼もしい仲間の存在が大胆な決断の後押しになったことを振り返った。この独特すぎる入札理由には、視聴者からも「スピリチュアル!」「スリーセブン」「大丈夫?w」「スピリチュアルあすと」「縁起担ぐ系な」「スピリチュアルw将棋で聞くことになるとは」と驚きやツッコミのコメントが殺到していた。
自ら引き寄せた「7」の予感の通り、対局では斎藤六段の指し回しが冴えわたり、フィッシャールールの経験豊富な青嶋七段を圧倒した。解説陣も思い浮かばないような絶妙な手を次々と繰り出して相手を翻弄し、見事な勝利へとつなげた。神がかった強さを見せた斎藤六段に、ファンからも「あすとカッコイイ!」「頼りになるなあ」「アストやるじゃん」「アスト、ファンになったぞ!!!」と歓喜のコメントが続々と寄せられた。
自身3勝目でチーム勝利を決めた立役者に、解説を務めた佐藤紳哉七段(48)も「今日のMVP」と手放しで称賛。斎藤六段は「本当にプレッシャーのかかる1局だったんですけど、比較的落ち着いて指すことができた。最後、詰みが見えた瞬間は、またこのチームで戦えることがすごい嬉しいなという気持ちになりました」と喜びを噛み締めた。自らの直感とチームの絆で掴み取った劇的な勝利は、見る者に大きな感動を与えていた。
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)


