■「アスリートと同じ。才能プラス努力が形になる」
ミシュラン掲載レストランに絞ると女性の割合が大きく下がる理由について、木本氏は「最初に始める人数はそれほど変わらないと思う。ただ、女性は一流シェフとして働けるレベルになった時期がちょうど結婚・出産と重なって、離脱してしまう人が多いのではないか」と分析する。
堀内氏は、「料理人はアスリートと一緒。やっただけ自分のものになる。才能プラス努力が形になる。オリンピックを目指している人に8時間以上練習するなと言ったら日本は弱くなっていくだけで、料理人に同じことを言ってしまうと、上を目指そうとする料理人の芽をどんどん摘んでしまうことになる」との見方を示す。
一方で、「今すごく労働環境を整えている飲食店が多く、伸びたい若者が悩んでいる。自主練をしたいのに帰されてしまう。タイムカードを切った後にやると事故が起きたときに怖いので、シェフたちもホワイトになりすぎて成り立たないと悩んでいる」と現状を明かした。
■「女性でもできると証明したい」変わりゆく業界と残る課題
